女性醸造家・・・・。

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ふじっこワイナリーの看板醸造家 鷹野ひろこさん。優しそうな女性です。


 
ひさしぶりだなぁ。ワイナリー行くの。

インパクトのシェフの入れ替わりとか、

メニューの大幅変更、コンセプトの見直しなど、

ここんところ体が二つあればどんなにはかどるだろうと、思うばかりの

日々を過ごしていた。

今回はいつもお世話になっている酒販店さんのセッティングで、

勝沼のワイナリー2件をお邪魔してきた。


1日複数件を巡るスケジュールは、いつも感じるのだけど、

間で昼食をはさむのも理由の一つだろうが、

午後の訪問先でのテンションというか、モチベーションとでもいうか

午前と同レベルまで持っていくのに苦労する。

おまけに午前に試飲でがっつり頂けば当然多少酔っぱらって

更に眠気が襲ってくる。


で、今回はあのお豆さんで有名なフジッコ(本社 神戸県)が運営するワイナリー

フジッコワイナリーさんへ。

昨年から鷹野ひろこさんという女性の醸造家に変わられたらしい。

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私は、個人的にも女性の社会進出というか、(もう古い言葉だね)働く女性はとても好きである。

例えば道で大型ダンプを操る女性を見かけると「かっこいいなぁ」と思う。



日本のワイナリーにも幾人かの優秀な女性醸造家がいらっしゃるが、


どなたもやはり話題になっているね。


でも、実際に女性の特性を生かした”もの作り”の仕事にはとても興味がある。


仕事が丁寧なのはもちろん、感性や、気持ち、優しさ、などは

男のそれとは異質なものがあると思う。


ワイン造りは、まさに、この女性の特性を最大限に生かすととても面白い。

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いつもワイナリーでは、見学と説明の後に、たいてい試飲をさせてもらうわけだが、

今回のフジッコさんでは、ヴィンテージ(年号)違いの、それも前醸造家(男性)

と現醸造家の鷹野さんの仕込み方の違いを飲み比べることが出来た。

とても興味深い体験だった。


更には結果もとても興味深かった。


やはり、ワインに、女性特有の几帳面さや知的さ、優しさ

を感じることが出来る。

違いは明らかだった。

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もちろん、年が変われば葡萄の味も違うわけだから、

一概に仕込み方由来の原因がすべてではないかもしれないが、

彼女の仕込み方の説明を聞くと、やはり結果はこうなるだろうとうなずける。



「女性は賢い。」と思う。 

残念ながら、男よりも勝っている部分も多いと思うね。

決断力もあるし、いい意味であきらめも早い。(男はネチっこい!?)

それらがワイン造りにいい影響を及ぼしていることは、今回自分の舌で確かに体験できた。


鷹野さんはまだ若いし、経験も豊かである。

話の節々にパッションとワインを愛する優しい気持ちが伝わってくる。


今後彼女が造るワインを注視していきたいし、

庶民派企業であるフジッコが、ワインも当然庶民派出なくてはならないと、

常に価格を抑えつつ、採算度外視で、それでも常に前向きで

美味しい日本産ワインを造っていることを 私たちももっと伝えていかなくてはならないね。


フジッコを後にし、勝沼市内の有名ほうとう屋さんで昼食をすませ

私の大好きな ”甲州遅摘み”をリリースするイケダワイナリーの

池田 俊和さんを訪ね いいお話をたくさん伺い 美味しいワインをたくさんいただきました。

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イケダワイナリーの代表池田俊和さん。 あくまでも葡萄作りは専業に任せ、
醸造に力を入れる。
 



その後1年以上ぶりにルミエールの小山田さんのいる畑に立ち寄り

勝沼を後にした。


東京から1時間ちょっと。

すぐにこんな素晴らしいワインを造る人々に会いに行けるなんてとても幸せなことだね。


だから日本のワインはやめられない・・・。

ほいじゃっ!。
by seijitsushimi | 2012-06-08 20:14
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