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スイッチが切れる日・・・。

先日の休暇を利用して、マジ久しぶりの仲間たちとの再開。

ここ最近はほとんど年に数回の顔合わせになるが、

懐かしい。 ツーリングにしてはチト寒い時期だが出かけてきた。

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全盛期だとざっと30人くらいは集まっていたが、まあ、シーズンオフでもあり、

今回はこじんまりと5人での初詣。

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目指すは三島の三嶋神社での安全祈願。

とはいえ、バイク乗りって目的よりも

その途中が結構楽しいのよ。人生と一緒でね。結果より工程がけっこう楽しい。

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職業はまさにばらばら。和食の板さん。自営業。トヨタの社員。映画カメラマンなどね。

皆好きなバイクでつながっている。



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俺も数少ない趣味の一つがこのバイクだ。

仕事が趣味なんて言うやつは信用できないね。そもそも面白くない。

無趣味のやつは論外。なんでもいいじゃん。仕事以外で打ち込めるもの。




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しかし、少なくなったねぇ。タバコ吸うやつ。

ハーレー乗りはタバコがひとつのツールになっていたけど。

自分も昔はやってたんで、否定はしないけど、体に悪いのは事実。




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この日は、朝から調子が悪くて、昼食は「うなよし」の特上ウナギだったんだけどね。

自分だけ小盛りいただいて、それもひとくち、口に入れた瞬間

「ゲボ~~~~~~~~~っ。」

朝から何も食べなかったのに・・・(悲)




まあ、最後まで事故も無く帰路に着けたので良しとしよう。

1年に数回ほどの本当にスイッチが切れる日。

楽しい仲間と小さな旅。


もっと機会を増やせるように頑張ろう。
by seijitsushimi | 2012-01-19 14:37

2012年 「TSU・SHI・MI」の可能性

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2012年の初筆  ひと筆書 ”俺の龍” 


新年明けましておめでとうございます。というには遅すぎるかもしれない。

ご無沙汰しているこのブログも、所信演説ではないが、昨年のお礼と2012に向ける想いを

少し書かせていただこうと思う。



昨年中、色々とお世話になった皆々様に心より感謝の気持ちと

お礼をお伝えしたいと思います。


そして始まった2012年も昨年同様、引き続きよろしくお願いいたします。



2011年はまず、歴史に残る大きな災害が日本を襲った。

それにより、多くの日本人がさまざまなことについて再考出来たと思う。

これまで自然を余りに軽視して来たこと、人々が助け合い、想い合ういうことを忘れかけていたこと、

そして、これまでの経済と科学の発展に甘んじて、人間が余りに贅沢に暮らしてきたこと、

などを あらためて思い直すいいきっかけになったことは事実であろう。


私事で言うと、レストランの経営にとって、震災以降の客離れは想像をはるかに超えるダメージだった。

と言うか、そもそも、その数ヶ月前に、血気盛んにリニューアルしたばかりなので、よちよち歩きで、

少しずつ前に進もうとしている矢先だったために、地震による店内の一部破損に加え、さらに自体は深刻だった。


現在は世の中が、なんとなく以前の活気をまた取り戻した様子で、

福島の原発事故ですら、政府が無理にでも、一区切りつけようと躍起になるくらい

少しずつ復興も進み、時間とともに落ち着いてきているのかもしれない。



「TSU・SHI・MI」に関して言えば、2011年は本当に苦しい年だった。

集客的はもちろん、俺自身が、これまでの料理人人生をもう一度、一からやり直す

覚悟が必要だった。華やかだったミラヴィル時代の栄光(大したものではないが)は、「無」になり

悔しさと屈辱の毎日だった。

他人にはほぼ理解不能な、こだわりをもっているがために、

反社会的であるかのごとく、

これまでのしがらみをすべて断ち切り、

あらゆる扉を閉じながらスタートしたものの、予想を大きく反する結果に耐え忍ぶには

余りの精神的そして肉体的なエネルギーをも、消耗していしまう結果となった。

クソみたいなプライド、自信、誇り、すべてを否定させられた。


振り返ると、2011年という年は、忘れない年になるだろう。

”リメンバー2011”である。

日本人として、そして都志見セイジ

という料理人として・・。




さて、2012に向けて、俺の気持ちは前途洋々なのである。

なぜならば、それでも俺は仕事が楽しくて仕方がないのである。

料理人人生をスタートし、「TSU・SHI・MI」を立ち上げてからというもの、

これほど料理を作るのが楽しく、客をもてなすことに喜びを感じたことはない。

それは、やらされていないからだ。

オープン当初、マスコミの新店取材も断り、常連さんにも一度リセットさせていただき、

始めたことが今自分のスタイルで、自分のペースで、悠々と仕事が出来る大きな理由にもなっている。



今年こそ、「TSU・SHI・MI」は化けるだろう。

予感がする。

それには確かな理由がある。

これほどまでに、客が喜んで帰る店を 過去に見たことがないからである。

レストランは俺にとって、もはや食事をする場所ではない。

「楽しむ」場所であり空間である。

客は皆、「楽しかった。」と私に告げて帰る。

そのたびに自分のこれまでしてきたこと、これから向かうベクトルは

一分の間違いがないことを確信する。



友人であり、シェフイベント、クーカルの主催者である建築家の西森陸雄氏はこう言った。

「もっと伝えていかなくては駄目だ」「こんな素晴らしい仕事が、まだまだ伝わっていない。」と。

流石は的確な指摘だった。

しかしながら、どうすればいい。客にこれ見よがしに自慢するほどの度胸はない。

他に伝えるすべも方法論も知らない。

もちろんマスコミを金で買ったり、ブロガーに宣伝してもらう思考も動機も持ち合わせていない。

私にできることは いい作品(料理)を創り、 居心地のいい空間を提供することで、

その喜びを 客の力で伝えて頂くしかない。その過程で店はどんどん力をつけていく。

静かなうねりが今後大きな可能性を生み出すと信じている。

華やかな経歴や、大きなバックボーンなど何もない都志見セイジという、一料理人がいつまでも、どこまでも

本当の自分を探し、挑んでいく。そして納得いく結果が出せれば、さらに次の目標に猛進していく。

私の仕事人生でこんな喜びはない。


料理人という職業を 一Createur クリエーター(創造人)に昇華させ、ただの料理を作る人ではない自分に

誇りを持てる日が一日も早く来ることを日々楽しみに仕事をする2012年である。


それを踏まえ 皆さまにも今後とも温かく見守っていただければ幸いであります。


以上。

都志見セイジ
by seijitsushimi | 2012-01-10 00:16