<   2014年 03月 ( 1 )   > この月の画像一覧

バレエをたしなみ候・・・。

b0206074_21262760.jpg


昨日、夕刻より渋谷のNHKホールにて開催された「バレエの饗宴2014」を拝見してきた。

きっかけは、私の古いお客様でもある酒井はなさんが出演されるとの事で、ご本人からのお誘いもあり、

久しぶりのバレエ鑑賞。

はなさんのステージは本当に数年ぶりで、さらに今回は御夫婦でのペア出演で、

島地氏(現在はドイツで活躍されている)のバレエは今回が

初めてで、かねてから楽しみにしていた。

いやぁ、よかったよ~。

b0206074_21582265.jpg


全7~8組のプログラムで、7~80名くらいの団体からソロまで、それぞれに異なるテーマと趣向を

凝らした、見ごたえのあるステージだった。

中でもはなさんペアは、モダン中のモダンで、前衛的。斬新で、まさに21世紀のバレエスタイルというか・・・。

振り付けもお二人ですべて考えられたとか。なんか、私の仕事感に近いものを感じた。

生のソロチェロ演奏で、演出もいたってシンプルでミニマル。エッジの効きた動きの素早さと激しさ、

振り付けのユニークさが見ごたえがあった。

バレエといえば、「白鳥の湖」をイメージする方も多いが、全く異質のもので、人間の生体と造形を

とことん掘り下げて追及した感じ。

満席であったが客はどれくらいいたろうか? 予約受付同時に申し込むもすでに、

4階のほぼ最後列しか空いてないほどの人気だ。

実際にバレエを実践している女性っぽい女性や、少女の姿が多いようだが。

バレエに関して言えば、はなさんがまさにきっかけで、これまで何度か鑑賞してきたが、

一つ妙なことに気付く。

それは、それぞれのダンサーの演目が終わると、もちろん客席に向かってお辞儀をして

お礼の意を表すのだが、その回数が、他の芸能(これは芸能か?)に比べ多いのはなぜか?

下手するとトータルで5~6回はお辞儀をする。幕が閉じ、これで終わりと思いきや

幕の隙間から出てきて、またお辞儀をする。

客はその都度拍手をし、それにこたえる。そして下がったと思えばまた出てくる。

決して全然悪い気はするはずもないのだが、この丁寧さはなんだろう。

バレエの起源や文化性、芸術性からくるものなのか?

客に対する礼儀は当然といえばそうだけど。

あとは、例外作品もあるが、バレエはたいてい女性優位を感じさせる芸術である。

もちろんしなやかさや優雅さでは女性の方がが美しいし、男性が女性をエスコートする姿は

観ていてとても平和的である。

これが逆であれば、社会問題になりそう・・・。

などといろいろな思いを巡らせて、約3時間半、バレエを堪能した。

私にとっては最高の心と頭の栄養である。

そしてこの栄養が、私の職業である、”料理” にじわじわと効いてくるのである。
by seijitsushimi | 2014-03-30 21:58