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初の瀬戸入り vol1

この10月に新たにリニューアルオープンする予定のミラヴィル。店名は我が苗字を冠して” TSU .SHI .MI "。
良い悪いは別として俺の勝手!である。今回、自身の新たなチャレンジをふんだんに盛り込んだ店にしたい。
これまで取り組んできた事の集大成として・・・。
その中に、「自身で皿を焼きたい。」客がテーブルに着いたその瞬間から、店のおもてなしが広がる・・・。みたいな。

まずは自身の創り上げたショウプレートでストーリーが始まっていく・・・。いいじゃん。ね。
で、うちの常連さんのご紹介で、愛知県瀬戸市は品野に窯を構えて80年の窯元の3代目、島倉淳社長のご協力の基に
” TSU .SHI .MI " でのテーブルを飾るプレートをデザインから製造まで携わらせて頂くことになった。
勿論、初めて今回陶芸というもの、特に難易度の非常に高い白磁というものを体験しようという傲慢で我儘なリクエストのである。
今回、この瀬戸市を訪ねる事すら初めての自身の体験を2回に分けて記録に残しておきたいと思った。
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朝4時おきの5時出発。到着予定は9時過ぎ。 で、実際は9時半ごろに瀬戸市品野に到着。瀬戸市内でも有数の窯元村!?の感じ。 まずは瀬戸物記念館?なる所で朝のモーニングコーヒーでも・・・。
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で、注文したのは、名古屋名物!?「モーニングセット~~!」。広島にもこのセットあったなぁ。そういえば東京では余り見かけない。
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10時くらいに島倉社長と再会。 まずは今後の打ち合わせと方向性についての議論。
今回は今では余りやらない” たたら焼き ”で行く事になりそう。 ふ~む なるほど・・・。
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とりあえず現代の鋳型による整形方etcを実践して見せて頂いた。 貴重な体験だ。
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土を流しこんで整形し、取り出した後のへそを取り除k作業・・・。う~んこれもなるほど・・・。
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鋳型で成形された食器は棚に並べられて乾燥に入る・・・
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大きな窯が2台、しっかり乾燥した磁器が1200度で焼きあがります。
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保管庫の様子・・・。
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打ち合わせの後、社長がつれて行ってくれた食堂の名物メニュー 「ころうどん」。なんで「ころ」? わからん。けど、手打ちでばりうま。
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そのあと、島倉社長に瀬戸の窯元をいくつか案内してもらいました。 [SOBOKAI]のマルミツ陶器さん。
ミラヴィルでも使っていましたね。社長のお姉さまと雑談。モダンなギャラリーでしたね。
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3人で記念写真・・・。 

時間的に仕上がりが間に合うかだとか、どういうデザインにするかとか、不安と解らない事で頭がいっぱいだが、もうすでにこのプロジェクトは始まっている。島倉社長や、その他のお仲間たちのご協力で出来上がるだろう作品が今から楽しみでわくわくである。

その後、世界で活躍する瀬戸が生んだ白磁作家、「長江重和」氏との出会いとの出会いはVol2で紹介しよう。
by seijitsushimi | 2010-10-07 20:55
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