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長野の遊牧民・・・。

”アトリエ ノマド” 直訳すると 遊牧民の工房.

ミラヴィルのお客さんから聞いたこの名前を基に色々と調べてみると、長野佐久市の山奥で、まだ30代の若者が
家族ぐるみで元気な洋野菜を作っていると。更にこの池田なる主はフランスはピレネーのふもとで約2年に及ぶ
百姓修行経験をしていると。興味を持たないはずはない。早速、うちのお客さんら(プロカメラマンの石原直哉氏)
4名で池田氏とその野菜たちに会いに行くことにした。

今回は、バイク旅という事で、更に楽しい旅になったが、途中、山に迷い込む程の山奥。
畑の合間に民家がぽつぽつといった具合の景色の中、幼い息子を肩車し、長靴はいて路肩
で手をふり迎えてくれたこの農場の主である池田達也氏の印象は自然体で、まじめ、懲りとこだわり、
職人、を感じた。畑に隣接するご自宅に案内してもらい、屋外にセットされた卓でお茶をごちそうになった。
器は全て奥様自信の手によるものらしい。より味わい深い。そして出てきた茶菓子も自家製の手作り。
客人を「もてなす」心をちゃんと知っている人たちという事は当然すぐに理解が出来た。
ますますその後に見せてもらう畑と野菜に対する期待は膨らんできた。

しばらく農業についての雑談を終え、ご自慢の畑を案内してもらう。「ご自慢」するべき仕事をしているのが一目見て
解った。そのまま皿の上の主役になりそうな洋野菜が所狭しとたわわに実っている。
これまで店を始めて10年、いろんな畑を見て、勉強してきたが、ここまで豊かな畑は見た事が無かった。
池田氏自信の努力と経験、研究のたまものである事に違いはないが、更に土地の持つ”気”を感じた。
この土地を偶然とはいえ探し当て、根を下ろし暮らしている事もまさに才能である。

畑を見せてもらう前のざつだんの時点で、「自分は、今出来ている野菜より、この作り手がどういう人間で、
野菜を作りながら将来どういう農業家で有りたいかの方が付き合っていく上で重要なんです。自分と同じベクトルであれば、
ほおっておいても野菜は自然に良くなって来るから。」という持論を話した。
彼は、ちゃんとそういう俺の哲学に応えてくれた。
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池田氏の自宅兼畑の前で農業論議・・・。テーブルには奥様お手製の陶器や卓花でもてなして頂きました。
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いよいよ畑にて野菜談義・・・。
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ナスも元気いっぱいで・・・。美しい。
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池田氏の話は続く・・・。
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そして野菜談義・・・。
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ハーブの花に赤とんぼ・・・。田舎です。
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もみあげとハンチングがトレードマークの池田氏
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トマトがはちきれそう・・・
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繊細なレタスも路地で元気です。そして野菜談義。
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”路地”が基本だが、数本のハウスには自家用のコメ・・・。
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帰りにすぐ近くの美味しい蕎麦やさん(職人館)を紹介してもらい、十割蕎麦を楽しみました。
主人の北沢さん。この人もすごく面白い人でした。
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写真左がプロカメラマンの石原直哉氏。今回の写真を撮って貰いました。ありがとうございました。
以上。
 
by seijitsushimi | 2010-11-02 00:46
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