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職業同一性障害??......

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世の中にはいわゆる「性同一性障害」という性別と、肉体が同一性ではない人達が存在する事を

TVなどで観て知っているが、

「職業同一性障害」という、字のごとく、自分に適している職業と、自分がやりたい職業とが

一致しない人達が少なくない事は、私の実経験からよく知っている。

写真でお辞儀をしている我が敬愛するスタッフは、3月に入店したばかりの川名輝(かわなひかる)24歳。

宮城は仙台出身の好青年で、世間的には「イケメン」と言われている。

お客さまからも「口角が上がっていてとても好感が持てる」というお言葉を頂く。

お客様をお見送りする際は必ず全員で店外まで出るわけだが、

彼のお見送り方は、明らかに他と違っていた。


これは私が指示をしたわけではなく、指導した記憶もない。

まして、教えてもなかなかできるものではない。

入店して、初めてのお見送りから、これなのだ。

完璧に90度頭を垂れている。

さらに、このままの姿勢で約8秒くらい静止する。

「彼がうちの店に来て、本当によかったなぁ。」と感じる瞬間である。

偶然にも、最近、車のラジオで、どこかの社交マナーの女性講師が話をしている中に、

「自分との関係によって、挨拶時に人に対する頭の下げる角度はおおよそ決まっている。」

と話していたのを思い出した。

彼のお辞儀には、私は称賛した。絶賛した。感動した。とにかくほめたたえた。

どこで覚えたのだろう。 本人はいたって自然にふるまっている。


誰がどう見ても、彼はレストランの仕事において「接客」に向いているのだ。

ここで「職業同一性障害」の話に戻る。

そう。彼こそが私の言う「職業同一性障害」を患っているのだ。

と言う事は、コックコートを身に着けている彼は、現在調理の仕事をしている。

問題なのが、調理の仕事に適していないのだ。

30年近く調理の仕事をしている私が言っているのであるから、

おそらく間違っていないだろう。

どう適していないかはここでは触れないが、想像を絶するほど向いていないのだ。

とにかく「君は接客に適しているのでそっちを勉強しよう」と、

毎日説得しているが、本人は絶対に嫌だと・・・。

彼が本気で接客を学べば必ずや高いレベルでモノになるのだが。

このまま料理を続けるよりも必ずや道は開けてくると・・・。

これが、いわゆる「職業同一性障害」なのだ。

自分ではやりたい仕事なのだが、向いていない。だから結果が出せない。

もしかすると幸せな人生を送れないかもしれない。

はたして、彼の事を思えば、私はどうするべきか?

病院に行って直るものでもないし・・・・・。

最後には自分で判断する時が来るのだろうか。

以上。
by seijitsushimi | 2012-04-24 19:21
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