能登ワイン・・・。

「夏から秋への ̄~~♪? 能~登半島ぉ~~♪?」

1983年ころの石川さゆりのヒット曲である「能登半島」。


ここの鳳珠郡穴水町に今回目的の「能登ワイン」さんがある。

私にとっては初めての半島入りである。
b0206074_8403672.jpg

ワイナリーに多い木樽を使った看板。 どのような出会いとワインか楽しみです。 


能登ワインさんと言えば以前からサンジョベーゼという品種からできるブラッシュワイン

(簡単に言うと赤品種から作る白ワイン、実際にはロゼワインに近い。)や、

そして、わが愛してやまない、日本の土着品種であるヤマブドウ系の交配種、

「ヤマソーヴィニヨン」が非常に気になっており、関東圏ではあまり見かけることもなく

なかなか口にできる機会も少ない。



その辺の話ももちろん伺いながら、この北陸の地でのワインつくりの様子を

是非勉強させていただくことが、最大の目的であった。



b0206074_8411556.jpg

美しく整備されたシャルドネの畑。ショップから見渡せるようになっています。 よく見ると土に牡蠣殻がまいてあるのが白く見えますね。 


お忙しい中、営業主任の丸山敦史氏に畑を車で案内していただきながら、

色々とお話を伺うことができた。




b0206074_842405.jpg

ショップのデッキから見る畑はとても美しい。これから植樹する畑も見えます。無効に見えるのはソーヴィニヨンブラン。 

このあたりの土質は割と酸性の強い赤土質。

これにアルカリ質を加えるための肥料として、

半島内で獲れる牡蠣の殻を砕いて施肥をされていた。この効果は大いにあるらしく、

これで葡萄栽培に適した土壌にされている。


どこのワイナリーも当然色々な品種を数多く試験栽培し、

その中で最もその土地気候に適した品種を残していき、その品種に力を注ぎ、

醸造法を駆使してフラッグシップワインにしていくのだが、


能登ワインさんもしかり、シャルドネやメルロ、ピノノワール、ソービニヨンブラン、サンジョベーゼ、

ヤマソーヴィニヨンなど多くの品種を栽培している。


b0206074_8484088.jpg

この景色に輩は釘づけになっております。


中でも、白だと、ソーヴィニヨンブラン種、赤ではヤマソーヴィニヨン、現在試験栽培中の

ビジュノワール、

http://www.jfc.go.jp/n/finance/keiei/pdf/1449.pdf#search='%E3%81%B3%E3%81%98%E3%82%85%E3%83%8E%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB'

が特に今後この土地にもっとも期待できる品種出、これからも力を注いでいかれるらしい。

楽しみだねぇ~。

b0206074_8433640.jpg

丸山さんに醸造施設を拝見させていただきました。10年ほどだそうですが、まだまだ新しい。 



最近は、日本ワインブームの良い影響もあって、石川県の農林水産課主催の産地見学会で、

都内からも料理人の方々が、少しづつ足を運ぶようになってきているとのこと。


それにしても都会と違ってやはり空気がうまい。


b0206074_8435370.jpg

ステンレスの醸造タンクです。 


ここ能登ワインは、十数年前に北海道ワインさんの指導のもと、開墾から始まったワイナリー

だそうだが、今では村山隆代表始め、吉田穣製造課長、そして丸山氏、他数名のスタッフたちで

日々研究と努力を続けながら、能登でのワインつくりを研究され、実践されている。



b0206074_8441757.jpg

施設から少し離れた畑に丸山さんに車で案内していただきました。 


ほとんどのワイナリーがそうであるように、能登ワインさんも販売シェアの約95%が地元消費で、

残りの数%が首都圏や県外に出回っているらしいが、首都圏へはある一軒の問屋さんへ

流通しているのみで、その先はどこの酒販店さんや飲食店さんで売られているかは把握

できていないらしい。どおりで都内であまり見かけないのも無理もない。

b0206074_8444880.jpg

ヤマソーヴィニョンです。野生美溢れていますね。 


地元のお客さんを大切にする気持ちも理解できるし、もっともっとシェアを広げ、

全国ブランドになってほしいという気持ちもあり、その辺はいつも複雑である。


b0206074_845137.jpg

丸山さんは元、地元の農協職員さんだったそうです。ワイン造りに興味を抱きここ能登ワインの立ち上げから頑張って居られます。  


特に私の店では日本ワイン1本で勝負している以上、並々ならぬ思いで日本のワイナリーを応援して

行かねばならないし、ワイナリーさんに対してもさらに質のいいワインをリリースし続けていただくことは

必要不可欠である。

b0206074_846089.jpg

左が製造課長の吉田さんです。 なんか雰囲気のある方でしたね。 


まだまだ、日本における需要と供給のバランスが本来の良好な状態になっていないことから、

どうしても、少数生産の限定品になり、入手が困難になり、価格も高騰してしまう。

あながち、シェアの拡大と言ってもそう容易では無い。



ここ能登ワインさんもこれからも多くの壁を乗り越えられ、理想とするワイナリーを目指されると思う。

すでにワイナリーの施設は、とてもきれいで、売店の中に展望エリアのように作られていて

見下ろすと斜面に広がる美しい葡萄畑が一望できるようになっていて来訪者に対するワイナリーとしての

意気込みも感じられた。

b0206074_8463885.jpg

都志見はまた、日本ワインについて、熱弁しています。 

今回私は、羽田から小松空港まで約一時間少し、そこから直接向かえば車を借りて

能登ワインまで約2時間半ほどで到着することができた、

そして30分も走れば、まだできて新しい「能登空港」で車を乗り捨てて

東京まで戻ってきた。遠いようで以外に能登半島って近いのである。

まさに日帰りで十分行くこともできる。

是非、みなさん、観光もかねて一度、能登に行かれては??

そして能登ワインにも是非お立ち寄りを。おいしいワインも色々と試飲できます。


最後に、製造課長(栽培醸造責任者)の吉田さん、想像以上にお若くて、

俳優さん張りの少し浅黒いいい男でした。

あと、今回は時間の都合で立ち寄ることができなかったが、能登にはおいしい野菜を作っている

有名な農家さんもいるらしい。

是非、また、今度は一日かけて能登ワインさんをはじめいろいろなところを訪れてみたいと思った。


能登ワインの皆様、今回は大変お世話になりありがとうございました。



以上。
by seijitsushimi | 2013-08-28 09:32
<< 能登ワイン ~ おめでとう!!! いざ、加賀蓮根の古里へ・・・。 >>