前回の投稿からだいぶ時間がたってしまい、 それでも、たくさんのお客さんや友人、知人から 「その後どうですか?元気になりましたか?」と連絡をいただきました。 本当にその優しいお気持ちに感謝するばかりです。 そして、やっと身体的にも精神的にも最近の状況について詳しくご報告ができるようになり、 ここにご報告したいと思い久々にPCに向かっています。 結果から申しますと今はとても元気になりました。 手術から約3か月がたち、今はもうほとんど通院の必要もなくなり 仕事も 以前同様、いや、以前よりも忙しく働かせてもらっています。 「超人だ」と言われることもあります。 それは術後、予定していた3週間を繰り上げ、2週間で退院し3週間目にはすでに現場に復帰し営業を開始していたからでしょう。 それには、去年末に倒れて以来予約をすべてキャンセルせざるを得ない状況に、とても胸が痛み、 一日も早く店を再開してお客さんにお返しをし、喜んでもらいたいという気持ちもありました。 それとやはり自分は仕事が好きなんだと思います。 しかしそれは結果として想像以上につらいことでもありました。 手術以降、私の体には"ストーマ"という装具が小腸に外付けされ、それ以降大腸を一切使わなくなることで おそらく水分の吸収が十分にされず、しばしば脱水症状で点滴が必要な場面もありました。 そして、最もつらかったことは、露出している小腸部分のスキントラブルによる激痛で 歩くことも困難なほどに悪い状況になりました。 その痛みを例えると、毎日おなかに包丁が突き刺さったまま朝から深夜まで仕事をしている状況。 を客さんの前では笑顔を繕うも、毎日歪んだ顔のまま約役2か月間仕事をしました。 さらに仕込みに追われほとんど休みも取れない状況。 科学治療の副作用に次ぐ、人生第2の惨状でした。 今はそれを乗り越えての毎日の仕事も口で言い表せないほど楽しくて仕方がありません。 健康であることの幸福感をひしひしと感じている毎日です。 ここまで健康を取り戻せた大きな理由の一つに、今回私は主治医の勧める科学治療(抗がん剤の投与) を思い切って拒否し、あくまでも自己免疫力で転移と再発を抑えていくいわゆる民間療法という治療法を選択をすることで、 副作用の苦痛から 逃れることができ、同時に食事をこれまでとは180度異なる糖質を抑え、野菜中心の食事と良質のビタミン を過剰ともいわれるほど摂取する方法の選択によってこんなにも元気を取り戻せたのだと確信しています。 その決断に至るには、いろんな書物や記事から情報を取り、経験者の意見や体験に耳を傾けて、 最終的に自分なりに人体の仕組みを研究した結果でした。 でも、私の場合は実践となるともちろん家族の協力は欠かせませんでした。 それは「妻」の協力でした。 先ほども出てきたストーマの交換時には、私には到底できないであろう献身的なサポートを いやな顔一つ見せずしてくれました。 交換時にベットの上で水便が容赦なく吹き出た時もその臭いにも動じることなく 私の一日も早い回復を願い、ただそれだけの思いで手伝ってくれました。 赤黒くただれた私の皮膚の写真を撮っては、主治医に毎回見せて、私の痛みと現状を訴えてくれていました。 本当に感謝しています。 その時期も今は通り越し、やりながら良策を見つけては実践し、 その甲斐あって今はすっかり状態も良くなり 激痛から逃れることができています。 抗がん剤の代わりに治療として今私が毎日のルーティンでしていることは食事の改善です。 写真が、今自分が摂っている食事の一例です。いろんな情報の中から自分の意志で決めて 摂っているものばかりなので、人によってもちろん考え方は違うと思いますが、 朝起きると妻が作ってくれる野菜のスムージーからはじまり、自家製の全粒粉パンとサラダ。 昼は仕事しながら摂れる果物やヨーグルト(今は乳製品は控えて豆乳に変えました!)、 それには友人が送ってくれたモリンガなどスーパーフードも一緒に摂り、 あとは水分を約2リットル。 帰宅するとまず、何より先に 納豆キムチに卵黄とごま油を加えたものを摂り、そのあと大好きな農家さんがいつも「早く元気になって!」と送ってくれる超元気サラダと 玄米ご飯、副菜は野菜中心な食事 それらに加えて妻が毎日調整して持たせてくれるビタミンやミネラルのサプリメント約50粒と大豆プロテイン。 これをすでに約3か月続けていることで体の細胞が少しづつ元気を取り戻し、健康を感じるようになれたのだと思っています。 これまで50年以上、気を遣うことなく現代食を食べたいだけ食べて出来た体だから、いい状態に戻すにはそれなりの 時間もかかると思う。 今の私には、ある程度の覚悟と「食べたい」をこらえる我慢の犠牲は払わなくてはいけないことはもう刷り込み済み。 だから欲求と健康ではもれなく健康であることを選択できるのです。 自分もそうであったように、これを聞いて無関心でいられる人は幸いにも今はまだ健康な人。 一度病を引き起こし、「死ぬかもしれない」を感じた人であれば私のこの行動に心底、整合性と共感を思うに違いない。 来月7月25日に2度目の手術を行います。 今回は1週間の入院予定です。 でもこれは治療ではなく、小腸を再通させて、最初から私が懇願し、主治医が手術で9時間もかけて温存してくれた私の大切な臓器 「肛門」から晴れて排便できるようにする手術。 その後もリハビリも必要だろうし、新たにどういう障害が社会生活に起こるかは医師も知りえない。 すべて経過によることだし、自分という個人差もある。 でも、もっと前向きに考えることが必要。 今回は患部も切除し、一度は抗がん剤投与も放射線治療も経験した。 そして食事も改善してビタミンミネラルも十分摂っている。 これで状況が悪くなるはずはないではないか。 癌の民間治療法の一つに「笑顔とストレスフリー」という方法がある。いつも笑ってストレスをためず、血液に酸素を送り込めば 癌は育ちにくくなるということ。 友人や家族の大きな支えと、私の小さな努力で必ず健康を取り戻せると自信をもって前向きに楽しく 日々暮らすこと自体がこの病気にとって最も効果的な治療だと私は思っています。 「今は元気です。そしてこれからも。」 ご心配いただきありがとうございました。 また、術後にいいご報告できればと思っております。 都志見セイジ
by seijitsushimi
| 2019-06-26 13:17
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